コンサートのお知らせです。
『Quartet Pratum Vol.1 〜テレマンを訪ねて〜』
日時:2025年8月9日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:ミューザ川崎 市民交流室
〒212-8557 神奈川県川崎市幸区大宮町1310
(JR川崎駅 中央西口から徒歩3分)
(京急川崎駅 中央口から徒歩8分)
チケットご予約:https://forms.gle/4iQaiS8dC95cRLDx8
お問い合わせ:quartetpratum@gmail.com
桐朋学園大学の古楽器科で共に学んだ仲間のカルテット、“Quartet Pratum”の第1回目となるコンサートを開かせていただきます!
今回は大人気作曲家テレマンを中心としたドイツのプログラムを演奏いたします♪
テレマンの暮らしの世界を追い求めて、共有できますように準備をしております。
久しぶりの古楽器での演奏会、とても嬉しく思います。ぜひお越しいただけますと幸いです。
さて!ここからは古楽器とは?についてお話していきたいと思います!
古楽器でよみがえるバロックの響き
今回のコンサートでは、現代の楽器とは異なる「古楽器」を使って、バロック時代の音楽をお届けします。
バロック時代とは、西洋音楽で1600年ごろ〜1750年ごろのことで、複雑で美しい音の重なりが特徴です。今も世界中の演奏家や聴衆に愛されています。日本でいうと江戸時代の頃ですね!
今回のプログラムでは、この時代を代表する作曲家たちの作品を取り上げます。
🎵 ゲオルク・フィリップ・テレマン:当時ヨーロッパ中で大人気だった作曲家。親しみやすく、遊び心にあふれた作品が魅力です。
🎵 ヨハン・セバスチャン・バッハ(J.S.バッハ):バロック音楽の集大成ともいえる存在で、緻密で深い音楽を数多く残しました。
🎵 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(C.P.E.バッハ):J.S.バッハの息子で、より感情表現を重視した新しい時代のスタイルへと音楽を導いた作曲家です。
演奏には以下の4つの古楽器を使用します。
🎵 フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)
木製の横笛で、現代の金属製フルートとは異なる、柔らかくあたたかい音色が特徴です。
🎵 バロック・ヴァイオリン
ガット弦(羊の腸を使った弦)を張り、繊細で自然な響きがします。奏法も現代とは少し異なります。
🎵 ヴィオラ・ダ・ガンバ
ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器は通常4本の弦を持ちますが、こちらはチェロに似た外見を持ちながら6〜7本の弦があり、膝にのせて演奏します。まろやかで優しい低音が魅力です。チェンバロと同じパートを演奏することがよくあるのですが、ぴったりと寄り添てくれる楽器で、個人的に大好きな楽器です♪
🎵 チェンバロ
ピアノの前身ともいえる鍵盤楽器で、弦をはじいて音を出します。鍵盤数も今の88鍵よりも少なく、鍵盤の色や音量、音色まで、今のピアノとは違いがあります!ここから今皆さんが知っているピアノに時代を経て変わっていきますので、是非1度はチェンバロの音色を聴いていただきたいです♪
このような今の楽器とは少し違った楽器で、バロック時代の魅力を“音”で体感できる貴重な機会です。当時のバッハなどが実際に弾いていた楽器は現代のピアノではありません。大尊敬する作曲家たちが実際に奏でていた音色や世界を、今この時代で忠実に再現して味わおうとしているのが古楽器です。今回のコンサートでぜひ皆さまにもその世界を体感していただきたいです♬よろしければお越しくださいませ。





