先日、もちだピアノ教室にとても嬉しいニュースが届きました。
2人の生徒さんが、それぞれ「中学校3年生を送る会」と「来年度の入学式」のピアノ伴奏オーディションに見事合格しました!
教室に入ってくるなり、2人とも一番最初に合格の報告をしてくれて、その表情が本当に嬉しそうで、、✨
その姿を見た瞬間、私まで胸がいっぱいになり、心から嬉しく思いました。
合唱伴奏という特別な経験
合唱曲の伴奏を担当することは、人前で演奏する貴重な経験になるだけでなく、大勢の歌声と一緒に音楽を作り上げる「アンサンブル」の力を育てる大切な学びでもあります。
自分の好きなテンポや抑揚で演奏するなど、自分の音や音楽だけで完結するのではなく、歌う人の呼吸や言葉、フレーズの流れを感じ取りながら音楽を支えることが大事になります。
これはピアノの技術だけでなく、「耳」と「先を読む力」を大きく成長させてくれる、とても価値のある経験です。
この経験は確実にピアノソロにも生かされますので、これからも沢山経験して欲しいなと思います。
それぞれに全く違う、難しい課題曲
今回2人が挑戦した曲は、内容も雰囲気も全く異なるものでした。
三送会の曲は、別れの季節にぴったりな、美しく、そして力強いメッセージ性のある楽曲でした。
繊細な和声や入り組んだハーモニーが多く、そこに強いメッセージを伝えるための荘厳な音の重なりがあり、このバランスを美しくまとめるのがとても難しい曲でした。
一方、入学式の曲は、新しい生徒さんたちを迎え入れるのにふさわしい、明るくエネルギーにあふれたアップテンポな曲でした。
大変はやいテンポ感を保ちながら、リズミカルに前向きな雰囲気をしっかり伝える演奏が求められました。
どちらも「弾ける」だけでは足りず、曲のイメージを理解し、形にして届けることが難しい課題でしたが、2人とも本当によく向き合ってくれました。
音楽を「伝える」演奏へ
練習では、ただ音符を追うのではなく、
「どんな場面で演奏されるのか」
「誰に向けて音楽を届けるのか」
「ここで歌のパートが増え、声部の重なりがしっかりしているから、ピアノ伴奏はどう弾く❓」
「ここは歌詞がこうなっているから濃い音で弾きたいね」
などなど…
これらのことを大切にしながら、一音一音丁寧に仕上げていきました。
その成果もあり、2人とも曲のイメージをしっかり汲み取り、気持ちの伝わる演奏に仕上げてくれたと思います。
また、合格の報告を聞きながら、私自身が学生だった頃のオーディションのことを思い出し、なんだかとても懐かしい気持ちにもなりました。
緊張したことや嬉しかったこと、悔しくて涙した日も、、、(笑)
一緒にオーディションを受ける友達の演奏が気になって仕方ないこともありました笑
今となっては、そんな経験が、今も音楽を続ける原点になっているなと感じています。
大切な行事で、心のこもった演奏を
これから迎える、卒業・入学という人生の大切な節目ですが、その中で流れる音楽は、きっと多くの人の心に残るものになると思っています。
音楽を受け取る相手に、しっかりと気持ちが伝わる演奏ができるよう、最後まで一緒に準備していきたいと思います。
本番の日、2人が自信を持ってピアノに向かえることを、心から願っています。
改めて、オーディション合格おめでとう!🎹✨





